住宅の床材としてよく使われる「ウォールナット（ブラックウォールナット）」。重厚感のある美しい見た目と高い耐久性から、高級感のある空間にしたい場合に最適な素材です。
ここでは、ウォールナット（ブラックウォールナット）の特徴をご紹介します。

ウォールナットとは、クルミ科の広葉樹のことで、古くから床材や家具に使われてきた木のひとつです。
木材の世界では、ウォールナットといえば、ほぼ「ブラックウォールナット」のことを指し、マホガニー、チークと並んで世界三大銘木のひとつに数えられています。濃い色合いからシックな雰囲気を演出することができて、耐久性にも優れていることから、非常に人気がある素材です。なお、勘違いしやすいですが、クルミ材とは別物になります。

ウォールナットの特徴としては、「高級感のある濃淡のマーブル模様」「堅くて耐久性が高い」「加工の際の狂いが少ない」「値段は高め」の4つが挙げられます。

高級感のある濃淡のマーブル模様

ウォールナットの色は、心材（輪切りにしたときの中心部分）は褐色～紫褐色、辺材（輪切りにしたときの周辺部分）は黄褐色で、それぞれの縞の濃淡は不規則になっています。
木目はまっすぐで、木肌にはしっとりとツヤがあります。床材として使えば、独特の濃淡のマーブル模様が高級感ある空間を演出してくれます。
年月とともに、徐々に黒が抜けて明るい茶色へと変化するのも特徴で、使い込むうちに醸し出される独特の色合いを楽しむこともできます。

堅くて耐久性が高い

床材は、もちろん木を切り出して作りますが、この加工の際の狂いが少ないのもウォールナットの特徴です。
高級なグランドピアノやハープなど、精密さが重要となる楽器の素材にもなっています。

加工の際の狂いが少ない

床材は、もちろん木を切り出して作りますが、この加工の際の狂いが少ないのもウォールナットの特徴です。
高級なグランドピアノやハープなど、精密さが重要となる楽器の素材にもなっています。

値段は高め

床材は、もちろん木を切り出して作りますが、この加工の際の狂いが少ないのもウォールナットの特徴です。
高級なグランドピアノやハープなど、精密さが重要となる楽器の素材にもなっています。

これらのウォールナットの特徴は、木その物を使用した無垢材のフローリングにおいてあてはまります。しかし、無垢材は傷がつきやすくメンテナンスがたいへんだったり、大量生産ができないため、一般的にコストが高かったりするデメリットがあります。
住宅の床材としてよく使われるのが、基材の表面に化粧材を貼り合わせた板を使う「複合フローリング」です。化粧材の素材には、天然木から樹脂や紙製のシートまでさまざまなものがあります。天然木を利用した複合フローリングであれば、使われる木の種類による価格差は大きくなく、耐久性のある商品も多く存在するため、風合いといった無垢材の良さを気軽に取り入れることができます。 BXゆとりフォームでは、ウォールナットを化粧材にした複合フローリングを取り扱っておりますので、お気軽にお問い合わせください。