はじめに、マンションのお風呂リフォームを行う前にチェックしておきたい、費用相場や施工日数の目安をご紹介します。

◯壁・床・天井の修理
・費用相場：10〜30万円
・施工日数：2日～5日

◯浴槽の交換
・費用相場：20～55万円
・施工日数：3日～7日

◯ジェットバスの追加
・費用相場：20～30万円
・施工日数：1日～4日

◯浴室乾燥機の追加
・費用相場：5～40万円
・施工日数：1日ほど

※掲載金額は作成時の金額となり、現状とは異なる場合があります。

壁・床・天井の修理の場合、タイルであれば修理できる可能性がありますが、基本的には修理が難しいことを理解しておく必要があります。
BXゆとりフォームでは、浴槽のみのリフォームは仕上がりの関係で承っておらず、ユニットバスでの施工を承っております。
お住いのマンションやお部屋の状況によっては、構造的な問題や管理規約によって、追い焚き機能の追加はできない場合があります。
浴室全体をリフォームしたいと考えている方は、BXゆとりフォームの施工事例を参考にしてみてください。

マンションのお風呂リフォームの費用相場

お風呂のリフォームの費用相場としては、50〜100万円での施工例がほぼ半数を占めます。
ユニットバスの交換であれば50〜150万円で施工することができますが、在来浴室のリフォームや浴室の拡張を行う場合には、150万円以上となるケースがあります。
また、ご紹介した費用相場は変動する可能性があるため、リフォームをすることが決まったらリフォーム会社にお見積り依頼されることをおすすめします。

マンションのお風呂リフォームの施工日数

工事の内容によって、1日で施工が完了するものから1週間ほどかかるものなど、施工日数には大きな幅があります。
基本的には住みながらのリフォームが可能ですが、工事期間中は自宅のお風呂が使えません。
お風呂のリフォームを検討する際は、事前に近くの入浴施設などを調べておくのがおすすめです。

お風呂の劣化や不便さがきっかけでリフォームを考える方は多くいます。
ここでは、マンションのお風呂をリフォームする際の、おすすめの施工内容やオプションをご紹介いたします。
最近は、汚れにくかったり浴室の冷えを防いだりする機能性が高い壁や床が増えてきています。
毎日使うお風呂を安全で快適にするために、ユニットバスのリフォームがおすすめです。

浴槽の交換

浴槽の耐用年数は、15〜30年ほどと設定されています。
浴槽にヒビが入ったり、カビが落ちづらくなったりすることは、浴槽の寿命がきたサインです。
時には、浴槽より先に壁や床、その他の部品が寿命を迎える場合があります。
浴槽以外の部分や給湯器などの交換に合わせて、ユニットバスの交換も検討してみるのがおすすめです。

シャワーヘッドの交換

シャワーヘッドやホースの寿命は約5年です。
水漏れやホースのカビ・水垢が見受けられたら速やかに交換することをおすすめします。
シャワーヘッドを新しいものに交換することによって、節水効果が期待できたり、水圧アップでより快適にシャワーを使えたりするなどのメリットがあります。
最近では、さまざまな機能を持つシャワーヘッドが販売されているため、好みの使用感・性能のシャワーヘッドを選ぶことができます。

オプションの追加

お風呂のリフォームでは、さまざまなオプションを選択することができます。
ここでは、リフォームの際に特におすすめの2つのオプションを紹介します。

◯お風呂のリフォームでおすすめのオプション
・ジェットバス
・浴室乾燥機

・ジェットバス
ジェットバスとは、浴槽内の側面などから泡が噴射されることで、普段の入浴よりもリラックス効果を高めることができる機能のことです。
お風呂で日々の疲れを癒したいという方や、温泉に行く機会が少ないから自宅でスパ気分を感じたい方におすすめのオプションです。
ただし、ジェットバスは、騒音の問題があるので、周囲への配慮に注意が必要です。
ユニットバスの交換や在来浴室をユニットバスにリフォームする際にオプションとして加えると、およそ20〜30万円の追加費用でジェットバスを導入することができます。

・浴室乾燥機
浴室乾燥機は、浴室内のエアコンのようなもので、温風の他にも乾燥や換気、涼風などの機能を持っています。
浴室内を温めることができるため、ヒートショック対策の1つにもなります。
また、乾燥機能を使えば浴室内で洗濯物を乾かすことができるため、非常に便利で人気のあるオプションです。

マンションのお風呂をリフォームする際、活用できる国や自治体の補助金は数多くあります。
この記事では、おすすめの2つを紹介します。

子育てエコホーム支援事業

国土交通省・経済産業省・環境省による子育てエコホーム支援事業では、住宅のリフォームについて補助金を受けられます。
浴室リフォームの場合、最大20万円の補助金交付を受けることが可能です。

＞＞子育てエコホーム支援事業の詳細はこちら

先進的窓リノベ2024事業

前述したキャンペーンに加えて、先進的窓リノベ2024事業という環境省が行う補助金キャンペーンもあります。
断熱性の高い窓・ドアにリフォームすることで補助金を受け取ることができ、一戸当たり5万円から最大200万円までの補助が受けられます。

＞＞先進的窓リノベ2024事業の詳細はこちら

リフォームに使える補助金やキャンペーンは多数あるので、他のものや最新のものを知りたい方は、ぜひBXゆとりフォームまでお問い合わせください。

マンションの管理組合へ確認をしたか

マンションでリフォームを行う際には、事前に管理規約を確認したり、管理組合へ工事申請を提出したりする必要があります。
マンションの規約によっては、工事できる時間帯や曜日が決まっているケースがあるため、管理規約の確認は入念に行う必要があります。
工事をスムーズかつ円滑に進めるためにも、規約の確認や申請は漏れがないようにゆとりを持って進めるのがおすすめです。

浴室の場所を移動できるか

浴室が使いにくい位置にある場合、リフォームで移動させることが可能です。
しかし、浴室を移動できるスペースがあるかどうかの確認を事前にしておかなければなりません。
また、移動させる場合は、距離が短いと配管や配線などを施工するコストが低くなり、逆に距離が長いと、排水勾配を取るために床の高さを上げるコストがかかるため、施工費用も考慮して移動場所を検討するのがおすすめです。

浴槽の大きさは適切か

ユニットバスは約10cm単位で規格が設定されており、「1216」「1616」などと表記されています。
1216を例に上げると最初の12が浴槽の長さ方向120㎝、それと直角の面が160cmであることが分かります。
マンションでは主に0.75坪サイズのユニットバスが使われており、「1216」「1317」「1418」サイズが一般的です。
親子で入浴するため洗い場を広めに確保したいのか、ゆったりと入浴するために浴槽を広くしたいのかなど、家庭のニーズに適したサイズをリフォーム会社と確認してください。

汚れが目立つデザインではないか

水を使う場所である浴室は、どうしても水垢やカビの心配が出てきてしまいます。
最近はさまざまな色、材質のユニットバスが販売されていますが、汚れが目立ちやすいデザインではないかを事前に確認しておくと後悔することなく使えます。
ただし、多少汚れが目立ちやすいと思われるデザインでも、日々のお手入れの手間と、そのデザインにしたいという思いを比較してデザイン優先であれば、好きなデザインを選んだ方が後悔することがありません。

近隣住民へ連絡をしたか

マンションでのリフォームの際には、近隣住民への連絡が欠かせません。
工事による騒音が伝わりやすい隣の部屋や、上下階をはじめとする近隣住民への配慮を忘れずに行う必要があります。
マンションの掲示板を利用して工事のお知らせを伝えたり、ポストにお知らせを投函したりして事前に告知し、近隣トラブルを防ぐことが必要です。

洗面所から浴室がフラットになるか

今使っているお風呂から新しいものに変えた場合、構造上や施工上、洗面所から浴槽にかけて段差が生まれる可能性があります。
希望の製品を取り付けた場合に段差が出ずにフラットになるかどうか、事前に確認することをおすすめします。

まとめ