お風呂は、一日の疲れを癒してくれる場所です。
しかし、水回りであるお風呂は湿気が溜まりやすく、カビや雑菌が繁殖しやすい場所でもあります。
何度掃除してもカビなどによる汚れが付いてしまい、悩んでいる方もいることでしょう。
毎日使うお風呂を快適な場所にするためには、湿気対策が必要不可欠です。
今日から実践できる簡単な湿気対策に加えて、湿気対策としてお風呂をリフォームするメリットをご紹介します。
お風呂に湿気が多いと、カビや雑菌が繁殖しやすくなってしまいます。
お風呂は水を扱う場所であるため、どうしても湿気がこもりがちな場所です。
しかし、お風呂の湿気をそのままにしたり、除湿対策をしないままだったりすると、カビや雑菌が繁殖してしまうのです。
カビや雑菌は見た目の悪さや不快な臭いだけでなく、アレルギー症状などの健康への悪影響も引き起こす可能性があり、快適なお風呂が楽しみづらくなってしまいます。
お風呂の湿気をそのままにしてしまうと、住宅全体の性能にも関わってきます。特に、木造住宅の場合は湿気に弱い材質であるため、家全体の耐久性の低下につながる可能性があります。
安全で快適な住まいを維持するためには、お風呂の湿気対策が重要なのです。
お風呂にこもってしまう湿気は、入浴時の小さな意識や行動によって対策することができます。
ここでは、今日からでも実践できるお風呂の湿気対策を4つご紹介します。
家族のうち最後にお風呂に入った方は、最後に熱いお湯で浴室全体の汚れを洗い流しておきましょう。
1週間に1度丁寧に掃除をするより、ざっとでもいいので毎日汚れを落としておくことが大切です。
面倒でなければ、窓拭き用のワイパーや乾燥したタオルを使って、浴室内の水気をしっかり拭き取っておくのがおすすめです。
水気をなくしてから換気扇を回せば、早く浴室を乾燥させることができます。
翌日の洗濯に使うなどの事情で、浴槽にお湯を残す場合は、蓋をきっちりと閉めて、隙間ができないようにします。
隙間から立ち上る湯気が水滴となり、カビの原因となってしまいます。
手に入れやすい除湿グッズを活用することも、すぐに実践できる除湿対策の一つです。
除湿剤や除湿器、サーキュレーターなどは、除湿対策でよく使われるグッズです。
ただし、グッズの活用だけでは大きな除湿効果が見込めない可能性があります。
加えて、大きな除湿器などを活用する場合、置き場に困るといったデメリットもあります。
最近では、除湿や防カビ・防菌ができる機能的なユニットバスが多く普及しています。
根本的に浴室の湿気対策をしたい場合は、リフォームも検討するのがおすすめです。
入浴時の工夫に加えてさらに重要なのが、換気扇を活用して、できる限り早く浴室内を乾燥させ、 その乾燥状態を長く保つことです。
換気扇を使うのと同時に、窓やドアも開けたほうが、空気が動いて早く室内が乾きそうな気がしますが、 実はこれは間違ったやり方なのです。
窓やドアを開けたままだと、空気の通り道ができてしまうため、 換気の効率は悪くなってしまいます。
浴室から出たら、必ず窓やドアを閉めた上で、換気扇を使うようにしましょう。
日々の努力にもかかわらずカビが発生してしまうという場合、防カビ塗装を行ったり、リフォームを行って床や壁、 天井の素材をカビが発生しにくい素材に変えたりすることも、カビや雑菌の繁殖防止に役立ちます。
特に昔ながらの「在来工法」で作られた浴室の場合は、防水・防カビ素材で作られた「ユニットバス」にリフォームすることで、 カビや雑菌の繁殖防止だけでなく、普段の掃除の手間を軽減できる場合があります。
在来工法とは、コンクリートなどで床や壁を造り、周囲に防水加工を施して、床や壁にタイルを張っていく 浴室づくりの方法です。
あらかじめ作っておいたパーツを、現地で組み立てるユニットバス方式が主流になる以前は、 一般的な浴室の作り方でした。
しかし、この2、30年のあいだに、水はけの良い素材や防菌・防カビ加工の素材開発が進みました。 それ以前に作られた浴室は、やはり現在のユニットバスに比べれば、汚れがつきやすく、水はけも悪いことがほとんどです。
そんな場合は、浴室ごとリフォームしてしまうことも、カビ・雑菌防止の手段のひとつといえます。
なお、古い浴室をリフォームすることには、カビ・雑菌の繁殖防止以外にも次のようなメリットがあります。
ユニットバスは、気密性が高く、断熱性に優れています。
また、壁や天井の外側に断熱材を入れるリフォームを行うことで、 さらに断熱効果を高めることができます。
ユニットバスは、床と壁のつなぎ目が自然に一体化しているため、在来工法と比べ、水漏れの心配がありません。
昔ながらの在来工法の浴室は、浴槽のふちの高さが高すぎたり、浴室内に段差があったりと、 小さい子供や高齢者にとって必ずしも使いやすい形ではない場合があります。
その点、ユニットバスは誰でも使いやすく設計されているので、安心して使うことができます。
もちろん、ユニットバスもメリットばかりではなく、在来工法に比べてデザインやサイズが限られる、設備の後付けが難しく、 後に新しい設備が必要な場合は、ユニットバス全体のリフォームが必要になるなどのデメリットもあります。
しかし、防菌・防カビをはじめ、得られるメリットも大きいので、検討してみる価値はあるといえます。
湿気が多いお風呂では、快適さや安全性が損なわれてしまいます。
毎日快適にお風呂を使うためにも、お風呂の湿気対策はとても大切なのです。
BXゆとりフォームでは、累計8,000件以上のお風呂・浴室・ユニットバスのリフォームを手掛けた実績があります。
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