ユニットバスをおしゃれ・快適にしたいと思っても、どうすれば実現できるかわからない方も多いのではないでしょうか。
例えば、自分の求める雰囲気を決めて、浴槽や窓の大きさ・素材感にこだわることがおしゃれなお風呂を実現する要素になります。
この記事では、ユニットバスをおしゃれにする方法や注意点について解説します。理想のユニットバスを実現するための参考にしてみてください。

ユニットバスをおしゃれに見せる方法としては、以下の方法があります。

・浴室内の雰囲気を統一する
・浴槽の大きさや素材にこだわる
・ガラス張りのお風呂を検討する
・ドアのデザインや仕様を変える
・窓の大きさや窓枠にこだわる

それぞれどのような方法なのか解説します。

浴室内の雰囲気を統一する

浴室のテーマを決めて壁や浴槽などの雰囲気を統一すると、おしゃれな空間を演出できます。
北欧風やシックな色合いなど、一定のコンセプトを決めておき、ユニットバス全体の雰囲気を揃えることをおすすめします。
また、色調を揃えることもポイントの一つです。2〜3色までに絞ることで、まとまった印象になります。
色を選ぶ際には、白やオレンジなどの暖色系か、青や紫などの寒色系か、どちらかの色味で統一することがおすすめです。
暖色系であれば温かみがある空間になり、寒色系であれば落ち着いた雰囲気を与えやすくなります。
異なるテイストの素材を入れて、おしゃれに見せることは不可能ではないものの、難易度が高く、逆に見栄えが悪くなる可能性もあるため注意が必要です。

浴槽の形状や素材にこだわる

浴槽は浴室の中でも存在感があるため、浴槽の形状（大きさ・形）や素材は、おしゃれさを演出するうえで重要な要素です。
例えば、浴槽の形をスクエア型の直線が多いものにすると、シャープな雰囲気になりますし、反対にラウンド型やたまご型のような曲線が多いものにすると、柔らかい印象に仕上がります。
素材としては、主流のFRPではなく、ホーローや人工大理石などを選ぶこともおすすめです。
人工大理石は高級感を演出することができ、浴室全体の雰囲気も大きく変わります。
また、浴槽を大きくゆったりと入れる形状にすると、見た目のインパクトだけではなく、ゆっくりとした時間を過ごせます。

関連記事：ユニットバスの浴槽は交換できる？浴槽交換の基礎知識

ガラス張りのお風呂を検討する

浴室の壁をガラスで仕上げるガラス張りのお風呂もおすすめです。
ガラスの壁にすることで、洗面室まで空間が広がって見え、開放感や高級感のある仕上がりになります。
もし、外から見えることが気になる場合は、不透明なすりガラスをおすすめします。
すりガラスでも光を一定量取り込めるため、空間の広がりを感じられます。

関連記事：なぜガラス張りのお風呂は人気なの？そのメリットや恥ずかしさへの対策とは

ドアのデザインや仕様を変える

浴室のドアは、折れ戸が採用されやすいですが、引き戸や開き戸など扉の仕様を変えることもおすすめです。
引き戸や開き戸にすることで、開口部が大きくなり、見た目もスマートな印象になります。
また、樹脂製のドアではなく、ガラスなど素材にこだわる方法もあります。見た目の印象が大きく変わり、差別化を図ることが可能です。
ただし、樹脂製のドアと比較すると、メンテナンスをしなければ汚れが目立つ可能性があります。
そのため、メンテナンスの手間をあらかじめ考慮することも重要です。

関連記事：浴室のドアは交換できる？扉の種類や交換時の注意点

窓の大きさや窓枠にこだわる

窓を大きくしたり、窓枠の素材にこだわったりすることもおしゃれさを演出するうえで重要です。
浴室の隣が庭であれば、窓を大きくすることで、露天風呂のような開放感が味わえます。
窓枠は白やシルバーが採用されることが多いですが、黒にしてシックに見せることも可能です。
浴室の雰囲気にあわせて窓枠の色も変えることで、見え方が大きく変わります。
ただし、窓を大きくする場合は、外から見られることがないよう、周囲への配慮が欠かせません。
窓の配置を工夫したり、すりガラスを採用したりするなどの対応が必要です。
また、窓が大きくなると外気の影響を受けるため、快適性を損なわないように注意する必要があります。

ユニットバスは見た目のおしゃれさも大切ですが、機能性や使い勝手のように「機能美」にこだわることも大切です。
以下のような工夫で、使い勝手にこだわることで、お風呂の時間をより快適に、楽しい時間にすることができます。

・収納を自由にカスタマイズする
・床の温かさや速乾性を高める

それぞれの特徴について解説します。

収納を自由にカスタマイズする

収納を自分が使いやすいようにカスタマイズすることができます。
ユニットバスの壁に鋼板パネルを採用すれば、マグネットで収納を取り付けることが可能です。
シャワーフックやミラー、タオルなどをかけられるバーの位置や小物の大きさまで自由に調整することができます。
収納はできるだけ1箇所にまとめてコンパクトにすることで、浴室全体の印象をすっきりとさせることができます。
標準仕様以外の収納を採用して、配置や大きさを変えると、見た目の印象を変えられます。

床の温かさや速乾性を高める

床の暖かさや速乾性を高めるTOTOの「ほっカラリ床」を採用することがおすすめです。
「ほっカラリ床」は、床の内側にクッション層があり、ひざをついても痛みを感じず、床の冷たさも感じにくくなります。

また、床表面の親水性が高く、汚れと床の間に水が入り込みやすいことで、掃除しやすい点も魅力です。
水滴がスムーズに排水され翌朝までには乾燥するため、カビも繁殖しにくくなっています。
お手軽に掃除できるため、見た目の状態をきれいに保ちやすく、おしゃれさも維持することができるでしょう。

＞＞おしゃれな雰囲気の浴室を紹介

おしゃれにリフォームするためには、自分の要望をしっかりと伝えていくことが重要になります。
まずは、要望を整理するためにもユニットバスのリフォームの注意点を把握する事をおすすめします。
ユニットバスをリフォームする際には、以下の点に注意する必要があります。

・素材や規格を実物で確認する
・マンションの場合は、管理規約を確認する
・複数のリフォーム会社に相見積りを取る

それぞれの点について解説します。

素材や規格を実物で確認する

ユニットバスの素材や規格は、ショールームで実物を確認することがおすすめです。
素材感や大きさの感覚は、写真では分かりにくく、確認しないまま仕様を決定すると、後悔する可能性があります。
そのため、ショールームに足を運びサンプルを確認し、見た目の印象だけではなく、手や足で直接触れて確認することが大切です。

マンションの場合は、管理規約を確認する

マンションの場合は、管理規約によってリフォームが制限される場合があります。
例えば、ガラス張りの浴室やタイル張りの壁など、在来工法でしか対応できないものを検討している場合には、管理規約を事前に読み、問題がないか確認しておくことがおすすめです。

複数のリフォーム会社に相見積りを取る

複数のリフォーム会社に相見積もりを取っておくと、費用感を含めて、自分のイメージにあったリフォームを実現しやすくなります。
リフォーム会社ごとに得意とするリフォームやデザインに違いがあり、それに対する費用にも差が生じるためです。
相見積もりの際には工事の総額だけではなく仕様まで確認し、会社によってどのような違いがあるか、どこまでが工事の対象なのか、伝えた内容がしっかりと反映されているかまで確認することをおすすめします。
特にわからないことがあった場合に、丁寧な対応をしてくれるかどうかを見極めておくと、もしものときにも安心です。

この記事では、ユニットバスをおしゃれ・快適にリフォームする方法と、注意点について解説しました。
おしゃれな浴室をつくるためには、コンセプトを固めてから素材や窓の大きさなどに着目して、自分の求める雰囲気に近いものを選ぶことが大切です。
また、掃除のしやすさや使い勝手など、機能美にもこだわると、お風呂の時間を快適に過ごせます。
おしゃれなユニットバスに仕上げたい方は、ぜひBXゆとりフォームにご相談ください。
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