浴室のリフォームを考える際、浴槽の色を黒にしてみたいという方もいることでしょう。黒色の浴槽は浴室を個性的な空間に演出できる一方で、掃除やメンテナンス面で注意が必要です。
ここでは、黒色の浴槽のメリット・デメリットと、黒色の浴槽にした場合の掃除やメンテナンスの注意点をご紹介します。
はじめに、黒色の浴槽にするメリットを2つ紹介します。
黒色の浴槽の一番のメリットは、高級感を演出できることです。
シックまたは落ち着いた印象を醸し出す黒色の浴槽は、ホテルライクなお風呂空間を作りたいときなどに役立ちます。
浴室の壁や棚などの色味にもこだわることで、より洗練された浴室空間を演出できます。
例えば、浴室全体を黒色系に統一することで、より高級感ある空間を作り出せます。
黒色の浴槽にすることで、高級感だけでなく個性を出すこともできます。
浴槽の色のイメージとしては、ホワイト系を思い浮かべる方が多いかもしれません。ホワイト系は、浴槽の主流なカラーと言えます。
しかし、主流な色であるため、白色はシンプル過ぎる、印象が薄い、人と被ってしまうという意見もあります。
そこで、黒色の浴槽を採用すれば、スタイリッシュさ・高級感などの雰囲気や個性を出しやすくなります。
また、ピンクやグリーンなどのパステルカラー系より飽きにくいのも、黒色の浴槽の大きなメリットです。
印象的なお風呂にしたい場合や個性を出したい場合は、黒色の浴槽を採用してみるのがおすすめです。
続いて、黒色の浴槽のデメリットを3つ紹介します。
黒色の浴槽の大きなデメリットは、白い水垢が目立ちやすいことです。
浴室内では、どうしても水垢やせっけんカスによる汚れが発生してしまいます。
そのような汚れは白い汚れとして残りやすく、黒色の浴槽だとそれが目立ってしまうのです。
しかし、この後紹介するメンテナンス方法を活用すれば、黒色の浴槽を綺麗に保つことができます。
黒色の浴槽だと、お湯の色が綺麗に見えにくいという特徴があります。
特に、黒色の浴槽だと入浴剤を入れたときの色が分かりにくくなってしまいます。
入浴剤での色付きやお湯の透明感に癒しを感じる方は、白色系の浴槽を採用するのがいいかもしれません。
黒色の浴槽には、浴室空間全体の色の調和が難しくなるという特徴があります。
黒色の浴槽は、浴室にスタイリッシュさやシックな印象をもたらしますが、壁や床の色を組み合わせた空間コーディネートによって印象は大きく変わります。
また、浴槽の素材や質感によっても色の雰囲気やイメージが変わります。
最近では、オンラインで浴室内のカラーシミュレーションができるサービスが展開されています。
シミュレーションを活用すれば、色の調和が取れた浴室空間をイメージしやすくなり、後悔する可能性が低くなるでしょう。
ここからは、黒色の浴槽にした場合のメンテナンス方法や、掃除のやり方について見ていきましょう。
黒色の浴槽で目立ってしまう白い水垢の原因は、使用後に残る水分です。
入浴後は、できるだけ水分を残さないようにすることで、水垢防止となります。タオルなどで水分を拭き取る習慣をつけることが大切です。
また、水垢・カビ防止のために、浴室内をよく乾燥させることも重要です。
湿気が多いと、それだけ水垢やカビも発生しやすくなります。
浴室がしっかり乾燥した状態になるように、使用した後は窓を開けて換気したり、換気扇を回したりする習慣をつけましょう。
特に湿度の高い夏場は、窓を開けただけでは十分に乾燥できないため、リフォームの際に浴室乾燥機をつけることがおすすめです。
浴槽の水垢やカビなどの汚れは、浴室用のクリームクレンザーを使って、こまめに掃除することが大切です。
水垢ができたら放置せず、ついたばかりの早めの段階で落とすのがおすすめです。
水垢やカビを日頃から予防し、深刻化する前に掃除をしていれば、ある程度きれいな状態を保つことができます。
しかし、長期間かけてこびり付いてしまった汚れは、掃除するのも大変です。
自分の手では十分に汚れを落とせない…と感じたら、リフォーム会社に依頼することもおすすめです。
浴槽の頑固な水垢汚れが、市販の洗剤ではどうしても落とせない場合、クエン酸を活用する方法おすすめです。 用意するのは、粉末タイプのクエン酸とスポンジのみです。
手順は、まず浴槽の残り湯にクエン酸を1カップ入れて混ぜます。
水垢汚れが気になる洗面器などがあれば、浴槽の中に入れて、一緒に浸け置きしましょう。
残り湯にクエン酸を入れておく時間の目安としては、最低でも1~2時間程度です。
特に汚れがひどい場合は、一晩は置いたほうがいいでしょう。終わったら、水垢をスポンジでこすりながら洗い流せば完了です。
ここまで、黒い浴槽のメリットとデメリットを紹介してきましたが、黒色の浴槽にすると後悔するのでしょうか?
実際に黒い浴槽にリフォームした方の体験談を紹介します。
実際に黒色の浴槽を採用してみて、確かに白い汚れが目立ちやすいと実感したそうです。
汚れ対策としては、入浴後に水滴を落とすなどの工夫をされています。
そんなデメリットがある中でも、施主様は見た目の高級感にとても満足しているようです。
好みの空間で入浴することを重視して選んだため、重厚感やかっこよさを感じながら日々入浴できることが最大のメリットのようです。
黒色・白色、その他の色それぞれにメリットとデメリットはあります。
浴槽選びでは、自分が何を重視したいかを軸に選択することがとても大切です。
ショールームなどで黒色の浴槽を見ると、おしゃれで格好良く感じるので、黒色の浴槽にしたいという方もいることでしょう。
しかし、黒色の浴槽の掃除やメンテナンスは意外と手間がかかるため、リフォームの際はほかの色も視野に入れて、よく検討するのがおすすめです。
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また、多くの色の浴槽を取り揃えていますので、浴室のリフォームを検討されている方は、お気軽にご相談ください。
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