最近は家の補修をDIYで行い、価格を抑えながら自分好みの部屋にして楽しむ人が増えています。中でも壁紙の張り替えは、部屋の雰囲気を手軽に変えられるため人気です。 しかし、壁紙の種類ごとに難易度が大きく変わるため、選ぶ壁紙によってはリフォーム会社に施工を依頼した方がいいかもしれません。 そこで今回は、張り方、材質、柄の3つのジャンルに分けて、簡単に張り替えできる壁紙ランキングをご紹介します。
壁紙は、張りつけの方法によって大きく3種類に分けられます。張り替えが簡単な順にご紹介します。
最も簡単に張り替えができるのは、生のりが付いたタイプです。保護フィルムを剥がすと、すぐに張れる上に、生のりには水分が多く含まれているため、少しシワが寄っても張り直しができ初心者でも挑戦しやすくなっています。のりを塗る道具も手間もいらない、お手軽な壁紙です。
次に簡単なのが、シール式と呼ばれる壁紙です。文字通り裏面がシールになっており、生のり付きと同様、のりを塗る必要がありません。 しかし、粘着剤の水分が少ないため仮張りした後の微調整が難しく、シワや切れ目も生じやすいため慎重に張りつけを行う必要があります。
プロが使うのりなし壁紙は、費用相場は安いものの自分でのりを塗る手間がかかり、張り替えの難易度はやや高めです。 のりなしのもので気に入った壁紙があれば、リフォーム会社に施工を依頼することをおすすめします。
壁紙は、材質次第で耐久力や水分を吸った時の伸び方、下地の影響の受けやすさなどが変わるため、張り替えの難易度が異なります。材質別の張り替えが簡単な壁紙ランキングをご紹介します。
ビニールクロスは、日本の住宅で多く使われている壁紙で、ポリ塩化ビニールなどを主原料に作られています。選択肢が豊富で選ぶのが楽しく、安く購入できるため失敗を恐れずに挑戦できます。ただし、水分を吸うと1%程度伸びるので、乾いたときに収縮して継ぎ目が開く「目開き」を起こしやすく、のりを自分で塗るタイプはやや注意が必要です。
輸入物に多く見られる不織布壁紙は、布に紙を裏打ちした壁紙で「フリース壁紙」とも呼ばれています。ポリエステルやセルロースなどの化学繊維を元に作られており、輸入物特有のアーティスティックな柄を楽しめます。
ビニールクロスと違って水を吸っても伸び縮みしにくく、厚手で下地の影響を受けにくいため、初心者にも向いている壁紙です。ただし、多くの製品は、のりを自分で塗らなければなりません。また、美しい柄物が多い反面、柄を合わなければならず難易度は上がります。自信がない方は、一度リフォーム会社に相談してみてもいいかもしれません。
大理石やマイカ(雲母)、ガラスビーズなどを使った特殊な壁紙は、ベースに不織布壁紙を使用しているケースが多く、比較的張りやすいといわれています。 外見はとても豪華ですが、硬い素材を使っている場合はカットするのが大変で、カッターの刃を何度も替える必要があります。
最も難易度が高いのは、紙製の壁紙です。水分によって伸び縮みしやすく、非常に薄いため下地の影響を受けやすい性質を持っています。耐久性はビニールクロス以下なので、うっかり破ってしまうことも多く、のりを付けすぎてふやける場合もあるため注意が必要です。 薄いためつなぎ目が目立ちにくいメリットはありますが、上級者になってから挑戦するか、リフォーム会社に依頼することをおすすめします。
壁紙はさまざまな柄があり、それを選ぶのも楽しみの1つですが、壁紙を張り替える時に柄がずれてしまうことも少なくありません。柄は張替えの難易度に影響するため、張り替えが簡単な順にご紹介します。
無地の壁紙は柄を合わせる必要がないため、1番簡単に張れます。デザイン性は少し劣るものの、選ぶ色によっては印象が大きく変わるため、北欧テイストにしたい、シックで大人な印象にしたいといった希望も叶えられます。
※サンゲツ 品番:RE51731
ドットや小花柄などの小さな模様の繰り返しや、単純な幾何学模様であれば、柄を合わせるのも簡単です。少しずれても、遠目に見ればあまり目立ちません。無地に比べるとデザインを選ぶ楽しみもあり、部屋を自由にコーディネートできます。
※サンゲツ 品番:RE51233
レンガ柄や木目柄、ボタニカル柄などの派手な模様の壁紙は、部屋のアクセントになりハイセンスな空間に生まれ変わるものの、柄を合わせる難易度は最も高くなります。 初心者は、無地もしくは簡単な柄の壁紙から始めたいところですが、柄物に挑戦したい場合は、無理せずリフォーム会社に依頼した方がきれいな仕上がりを楽しめるはずです。
※サンゲツ 品番:FE74454
元の壁紙の上から新しい壁紙を張ることもできますが、元の壁紙の素材によっては重ね張りした壁紙が剥がれやすくなる、凹凸が浮き出るといった問題が起こる可能性があります。何より、下の壁紙が劣化して剥がれてくると、重ね張りした壁紙まで剥がれてきてしまいます。どのような壁紙に張り替えを行うにしても、きれいな仕上がりを長持ちさせたいのであれば、元の壁紙を剥がすことがおすすめです。この下地処理の方法は、元の壁材によって変わるため、少しでも不安があれば施工実績の豊富なリフォーム会社に相談した方が安心です。
お手軽に部屋の印象を変えられる壁紙の張り替えですが、壁紙の種類によって張り替えの難易度が変わります。
一番張り替えが簡単なのは、無地のビニールクロスで生のりが付いている壁紙です。柄は大きくなるほど継ぎ目を合わせる技術が必要になり、難易度が上がるため、壁紙の材質や模様によってはリフォーム会社に依頼することをおすすめします。
また、元の壁紙を剥がさなくても壁紙を上から張れますが、重ね張りした壁紙が剥がれやすくなり、見た目にも影響が出るかもしれません。手間を惜しまず、元の壁紙は剥がすことが大切です。
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