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2023年05月31日更新
TOTOとLIXILのユニットバス、シャワーのバーに発想の違いを見た!
BXゆとりフォームでは、毎年約1,000件のユニットバスリフォームを施工しています。そのユニットバスのほとんどが、TOTOとリクシル製のユニットバスとなっています。
TOTOとリクシルのユニットバスの違いは、ユニットバスの形状や色、リフォームのし易さや、オプション品の違い等が挙げられますが、基本的な仕様・性能は、現在のところ大きく変わりはございません。※1。
一つのメーカーのユニットバスの良い点、人気のある機能、進化した箇所は、他のメーカーでも研究開発され、同じような機能が取り入れられる傾向があり、20年前のユニットバスと比べると、快適でエコで清掃性も上がり、進化をしています。
例えば、断熱浴槽(お湯が冷めにくい浴槽)に関して、TOTOは、魔法瓶浴槽、LIXILはサーモバスとそれぞれが断熱浴槽を発売しています。(商品によって選べる浴槽が決まっていますので、すべてのユニットバスで使える訳ではありません。仕様として保温時間等の違いはあります。)
その中で、ショールームやカタログを見ていて、TOTOとLIXILで、設計思想・発想が大きく違う箇所を発見しました。それは、シャワーを固定するバーになります。
通常ユニットバスでシャワーをバーに固定して使う場合、立って使う場合と着座して使う場合があります。
TOTOの「コンフォートシャワーバー」は、弓形の形状で、上から下に行くにつれて手元に近くなる設計となっています。着座して使う際に、使いやすい高さに位置決定しやすい弓形の形状です。もちろん、立って使う場合にも、使いにくくならないような絶妙な形になっています。
このコンフォートシャワーバーは、2020年2月にリニューアルした、戸建て用ユニットバスのサザナシリーズ、マンション用ユニットバスのWYシリーズで採用されています。
戸建て用ユニットバス TOTO サザナ HTシリーズ Sタイプ
マンション用ユニットバス マンションリモデル ひろがるWYほっカラリ床シリーズ Tタイプ
一方、リクシルの「フルフォールスライドバー」は、逆型の弓状の形状となっており、上から下に手元が遠くなる設計となっています。これは、主に立って使う場合となりますが、一番上部にシャワーを固定した場合、オーバーヘッドシャワー(頭の上方に固定されたシャワー、入浴したように体が温まりやすい、頭の上方から全身でお湯を浴びるのでリラックス効果が高い)のように使う事ができます。
リクシルはマンション用ユニットバス リノビオVで採用されています。
マンション用ユニットバス リクシル リノビオVシリーズ
※BXゆとりフォームの仕様は、フルフォールシャワーではありません。
以上、ユニットバスを選択する場合、検討箇所としては上位の箇所ではないかもしれませんが、根本的な設計思想が違う、シャワーバーについて紹介しました。
TOTOのコンフォートシャワーバー、リクシルのフルフォールスライドバー、どちらが良い・悪い/性能が高い・低いという事ではないので、お好みでお選びいただければと考えます。
※1TOTOの高グレードのシンラシリーズが発売するまでは、リクシルのスパージュにあった肩湯に相当する機能がありませんでした。現在は肩楽湯、腰楽湯という機能がありますので、大きくは同様の仕様となっています。
2020年5月現在のTOTO、LIXILから発売されているユニットバスで、BXゆとりフォームで取り扱い量の多いユニットバスで比較しました。
TOTOとリクシルのユニットバスの違いは、ユニットバスの形状や色、リフォームのし易さや、オプション品の違い等が挙げられますが、基本的な仕様・性能は、現在のところ大きく変わりはございません。※1。
一つのメーカーのユニットバスの良い点、人気のある機能、進化した箇所は、他のメーカーでも研究開発され、同じような機能が取り入れられる傾向があり、20年前のユニットバスと比べると、快適でエコで清掃性も上がり、進化をしています。
例えば、断熱浴槽(お湯が冷めにくい浴槽)に関して、TOTOは、魔法瓶浴槽、LIXILはサーモバスとそれぞれが断熱浴槽を発売しています。(商品によって選べる浴槽が決まっていますので、すべてのユニットバスで使える訳ではありません。仕様として保温時間等の違いはあります。)
その中で、ショールームやカタログを見ていて、TOTOとLIXILで、設計思想・発想が大きく違う箇所を発見しました。それは、シャワーを固定するバーになります。
通常ユニットバスでシャワーをバーに固定して使う場合、立って使う場合と着座して使う場合があります。
TOTOの「コンフォートシャワーバー」は、弓形の形状で、上から下に行くにつれて手元に近くなる設計となっています。着座して使う際に、使いやすい高さに位置決定しやすい弓形の形状です。もちろん、立って使う場合にも、使いにくくならないような絶妙な形になっています。
このコンフォートシャワーバーは、2020年2月にリニューアルした、戸建て用ユニットバスのサザナシリーズ、マンション用ユニットバスのWYシリーズで採用されています。
戸建て用ユニットバス TOTO サザナ HTシリーズ Sタイプ
マンション用ユニットバス マンションリモデル ひろがるWYほっカラリ床シリーズ Tタイプ
一方、リクシルの「フルフォールスライドバー」は、逆型の弓状の形状となっており、上から下に手元が遠くなる設計となっています。これは、主に立って使う場合となりますが、一番上部にシャワーを固定した場合、オーバーヘッドシャワー(頭の上方に固定されたシャワー、入浴したように体が温まりやすい、頭の上方から全身でお湯を浴びるのでリラックス効果が高い)のように使う事ができます。
リクシルはマンション用ユニットバス リノビオVで採用されています。
マンション用ユニットバス リクシル リノビオVシリーズ
※BXゆとりフォームの仕様は、フルフォールシャワーではありません。
以上、ユニットバスを選択する場合、検討箇所としては上位の箇所ではないかもしれませんが、根本的な設計思想が違う、シャワーバーについて紹介しました。
TOTOのコンフォートシャワーバー、リクシルのフルフォールスライドバー、どちらが良い・悪い/性能が高い・低いという事ではないので、お好みでお選びいただければと考えます。
※1TOTOの高グレードのシンラシリーズが発売するまでは、リクシルのスパージュにあった肩湯に相当する機能がありませんでした。現在は肩楽湯、腰楽湯という機能がありますので、大きくは同様の仕様となっています。
2020年5月現在のTOTO、LIXILから発売されているユニットバスで、BXゆとりフォームで取り扱い量の多いユニットバスで比較しました。
コラム監修