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2023年01月07日更新
ご存知ですか?ヒートショック
暖かいところから、寒いところに行くとブルブルっと震えてしまう、といった事はありませんか?
この気温差が原因で、血圧が大きく変動する事によっておこる健康被害をヒートショックと呼びます。ヒートショックは、心筋梗塞や脳梗塞を引き起こす原因の一つなっています。
また、ヒートショックが原因による、入浴事故死者数は、年間19,000人とも言われており、交通事故死者数の4倍!と大きく上回っています。
(消費者庁WEBサイトより)
まずは、血圧の急激な変化がどのように家の中で起こるのかみていきましょう。
私たちのからだは、寒くなると体温を保持しようと(交感神経が働いて)血管が収縮するので血圧は上がります。そのため、暖かいところから脱衣室など寒い場所に移動すると血圧が上がります。
逆に冷えていた体が浴槽で温められると、今度は収縮していた血管が拡張し、血圧は急激に下がります。このように洗面所・お風呂のような場所での一連の入浴等の行動は、急な温度変化をもたらし、血圧の急激な変化をもたらします。ひどい場合、失神や不整脈、脳卒中や心筋梗塞を起こし、入浴中の溺死や急死につながることもあるので注意が必要になります
次の様な場所は注意が必要です。
※冬の寒い時、暖かくなっている居室と、冷え込んだ(暖房していない)浴室やトイレ・洗面所等、温度が低い場所は要注意です。
その予防方法について紹介します。できるだけ血圧の急上昇、急降下を避けるようにします。またそれ以外の健康によくない事の予防も紹介します。
<入浴時の注意点>
特に入浴後は、汗をかくため血液がドロドロになります。脱水と、血栓の対策として水分補給が大切です。
入浴前にコップ1~2杯の水を飲みましょう。
食後は血液が消化器官に集まるため、血圧が下がっています。
血管が拡大している状態で入浴すると、アルコールの作用により、血圧が下がりやすくなるので注意が必要です。転倒の危険もあります。
16時~19時が体温が一番安定する時間と言われています。入浴はこの時間が推奨されています。
暖房器具等を使って暖かく、温度の差を無くす事が必要です。
設備にたよらなくても、浴室のフタをあけておいて浴室を温める、シャワーを全体にかけておく等で対策できます
(但しエネルギー効率はよくありません)
一番風呂は、浴室内が温まっていないので、時間をあけずにニ番風呂に入る事をお勧めします。
いきなり高い温度にしない、また手足の先からゆっくり温まる事で、十分にお湯に慣れる事で、急激な血圧の変化を防げます。
また、湯温が高いと心臓に負担がかかるので、38~40度のお湯からゆっくりと温度をあげる事で急激な血圧の変化を防げます
心臓に負担がかかり、転倒の危険も。血圧が下がって、入浴後の血圧が上がる事によるリスクもあります。
急に立ち上がると血圧が下がり転倒の危険性が高まります。
家族や同居人がいる場合は、お風呂に入る前に一声かけておきましょう。いつもより長いなと思ったら様子を見に来てもらう、早期発見と適切な処置が何より重要です。適切な処置をする事で健康被害を少なく済ませる事もできます。
(銭湯では、大きな事故になる事は少ないのはこのためです。
<トイレでの注意点>
ファンヒーターなど小さな機器がおすすめです。
ヒーター付きの天井照明などもあります。
排便でいきむと血圧が上がり、排便後急激に血圧が低下するため、ヒートショックが起こりやすくなります。
ヒートショック対策は、リフォームでお手伝いできるところとなります。一番多く熱が奪われるのは窓まわり。内窓を設置する事で居室との温度差が縮まります。特に温度差の大きい浴室の窓にも有効です。
また、湯舟から立ち上がる時のサポートとして手摺の設置、浴室を温める浴室暖房、脱衣室暖房、便座を温める暖房便座も有効です。
ヒートショックは、高齢者が大きな症状を発症してしまう事が多いですが、若い方もめまいなど感じ事があるかと思います。できるだけ寒暖差のないようにしていく事をおすすめします。
コラム監修