かつて掲載していた「ゆとりフォーム情報局」のブログからピックアップ。リファインして不定期に掲載します。 レポート等、掲載当時の熱気が感じられるようにしていきます。

-------------------------2009/11/26の記事より
ゆとりフォームスタッフのOです。 今日はオフなので友人と上野の“国際こども図書館”たてもの見学ツアーに参加して来ました。 仕事柄、美術館や建物めぐりが好きで、数年前から行きたいと思っていた期待を裏切らない造りでした。 明治時代に東洋一を誇る図書館の建造を目指し、書庫もあわせて中庭を持つ ロの字（回遊型）で壮大な計画だったようですが、数々の戦争の影響で（資金面から）中断した経緯があるとのこと。


ツアーの解説で、明治期には結構な金額の入館料が必要で女性は同席できなかったこと、天井や壁の漆喰装飾、貴賓室、レンガの積み方、ダイナミックな大階段など、明治の勢いと気骨に触れたようでした。
平成になってからの改修は、ご存知の方も多い建築家の安藤忠雄氏によるもの。歴史的建造物に対して空調機能を床下に配置したり、細部にまで心憎い演出、ガラスでカバーリングしたような廊下やテラスも素敵でした。無料のツアーですので、ご興味のある方はぜひ。おすすめです。



国際こども図書館