
20年前、新築時のキッチンをとてもきれいにお使いでした
左:ヤマハのシステムキッチン、カウンタートップ(天板)は御影石調の人造大理石 右:壁面とカウンターの内側(立ち上がり部分)は奥様の希望で重厚感のある天然石貼り。見えないところにもこだわりが感じられるデザインです
カウンターの奥に独立型のキッチン
間仕切りやカウンター、キッチンを解体中
吊戸棚をなくしたオープンキッチンにするため、レンジフード(排煙)とシンク(給排水)の位置を逆転。奥まで続く天井によってダイニングと一体感のある空間となりました
リフォームのきっかけとなった床は白いフローリングで清潔感もあり、アレル物質抑制機能付きで汚れに強いタイプなので安心です
フローリングの貼替えでは家具を移動していただきました
扉の右側、下がり壁と物入れを撤去
以前の仏壇コーナーは下がり壁と収納スペースによって窮屈感があったため、それらを撤去して部屋続きの空間としました。周囲と同じ天井回り縁は調達できず、解体したキッチンの下がり壁等に使用されていた回り縁を再利用することで違和感なく仕上がりました
孫が遊びにくるようになると、大人だけの生活では気にならなかったフローリングも、ペットのオシッコのシミやニオイが気になり始めました。床を張替える大掛かりな工事をする時にはキッチンも一緒に、と考えるようになりました。オープンキッチンにすると皆が気軽に料理をしたくなるようで、ある時は素敵なレストランになり、またある時は居酒屋に早変わりして大変気に入ってます。吊戸棚をなくすために食器類は処分しましたが、手を伸ばして高い位置にあるものを取り出した時の危険性が減り、人に優しいキッチンだということを実感しています。
新築時にはご主人と建設会社の建築士がスムーズに決めていかれたお住まいですが、実際に20年以上生活をし、子育ても終わった奥様が大好きな海外旅行で培われたデザインのエッセンスを自宅でも実現したい、イメージチェンジしたい、とお考えになったリフォームです。 スケジュールは6日間とタイトでしたが、お客様のご理解もあって夜遅くまでの工事が可能だったことと、職人の協力もあって細部のディティールまで満足のいく仕上りとなりました。
※上記の商品・事例の費用は施工当時のものです