
リフォームメモ | |
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内 容 | ユニットバス/洗面/トイレ/キッチン/内装 |
建物形態 | RC造/築40数年 |
家族構成 | ご夫婦 |
工 期 | 25日 |
費 用 | 480万円 |
施 主 | 東京都千代田区 召田 邸 |
和室からフローリングへ。左側の押入れを解体して部屋を広げます
畳の下の板、下地が古くかなり痛んでいたので、できる限り補強しました
奥行の深かった押入れをなくし、浅型の収納家具を入れられるような内装にしました。床や壁なども全体的にホワイトにしたことで、さらに拡がりの感じられる空間です
和室の収納解体
直天井(じかてんじょう)といって、床スラブ(躯体)と天井の間に隙間をとれないため、天井高を確保するため電気配線は露出となります。奥の3枚引き戸を閉めてしまえば寝室とは独立したリビング
浴槽の左側には幅15センチの給湯器。いまでは見かけることもできない年代物
浴室と洗面、洗濯機置場も同じスペースでしたが、リフォーム後は水廻りを拡張して独立させました
およそ幅1メートル×奥行き1.4メートル、コンパクトですが独立した浴室
ダクトや動かせない立管の納まりに大変苦労した甲斐もあって、とても気に入っていただきました
施主はジム通いなどで、浴室はあまり使っていらっしゃらなかったとのこと
洗濯機の置いてあるスペースが、リフォーム前に給湯器と浴槽のあった場所。以前の浴室を洗面脱衣・洗濯室
便器撤去後。コーナーに取付られた三角形のタンク跡から、一度塗り替えをした様子がうかがえます
施主がこだわりの空間。来客時、“おぉ〜”と言われるトイレにしたいとのご希望でした。洗浄便座の操作パネルはスタイリッシュなデザイン(INAX)で、施主のご希望もあって珍しい英字版です
排水管は赤錆で細くなってしまってました。占有部の範囲内はすべて交換
同じ建物の上階の方は幅1.5メートルのキッチンに交換されたと聞きましたが、こちらは幅1.65メートル。ギリギリまで伸ばす事ができました。木目を横に使ったINAXのモダンなデザイン
廊下も床と壁の色合いにより、だいぶ広く感じられるようになりました。昭和の雰囲気を残しながら、ドア枠や幅木といった木部の塗装がポイント
ご夫婦の趣味の1つで、大切な自転車のために玄関の間仕切りを変更
和室からフローリングの洋室に変更し、奥行きのある押入れも解体。玄関の壁は一部、寝室側に広げて自転車を置くことのできるスペースに。水廻りは、移動できない立管を逃げたところからギリギリにユニットバスを入れ、キッチンとの境の仕切り壁を工夫し、幅1650ミリのキッチンを納めることを可能としました。細かい配慮の積み重ねでフルリフォームを実現しました。
一番の希望は水廻り。祖母の代からのマンションなので、洗面、脱衣、浴槽が1部屋のレイアウトでシャワーも使えない状態でした。結婚後の新しい生活のために、2人で話し合って間仕切りの変更やキッチンやトイレを決めました。フルリフォーム後は、昔からの友人がさっそく遊びに来て、トイレの変わりぶりには皆、驚いてます。ユニットバスも狭いと聞いていましたが、逆にお掃除がとても楽で助かってます。自転車を置くためのスペースも気に入っています。
特に今回のフルリフォームで配慮した点は、工期よりも何よりも、いかに無駄なスペースを作らず使いやすい空間をつくるか。キッチンの正面には梁があったため、壁全面をふかすのではなく、キッチン前にカウンターを造作するなど、ちょっとした使い勝手に配慮しました。お部屋全体は、基本的に打ち込みの電気配線なので自由がきかない分、スイッチを動かせないところは、扉の開きを変えるなどし細かい点も改善しました。
※上記の商品・事例の費用は施工当時のものです