あなたは大丈夫?住まいのリフォーム前に確認しておきたい5つのこと
工事中に注意しなければいけない事リフォームを成功させるコツとは?
自分の生活にも大きくかかわる家のリフォームは、何事もなく、安心して済ませたいところです。工事後に後悔したり、トラブルに遭ったりしないためには、リフォーム会社にすべて任せきりにせず、自分たちでもいくつかのポイントを抑えておく必要があります。
リフォーム前に確認しておきたい5つの項目を、順番にご紹介します。
プランを確認する
リビングの改装、外壁・屋根の補修、浴室・トイレの交換など、リフォームといってもさまざまな種類があります。それぞれのリフォームにおける共通した流れを簡単にまとめると、一般的に以下の通りとなります。
・リフォームの内容を決める
・リフォーム会社に依頼する
・リフォームの実施
紹介した手順にあるように、まず最初に行うのは「リフォームの内容を決める」こと。リフォームを行うよりも、業者に依頼するよりも、まず大切なのは、ご自身でリフォームの計画をあらかじめ立てることです。自分の家のどこにリフォームが必要なのか。リフォーム後の生活をイメージできているか。費用面・資金計画に無理はないかといったさまざまな課題を家族で十分に相談し、リフォームのプランを決めることをおすすめします。
具体的なプランを立てるにあたっては、リフォーム会社のサイトに訪れ、施工事例を確認することで、よりイメージを膨らませることができます。さらに詳細を確認したい場合は、お問い合わせをしてみることもおすすめです。
工事工程(スケジュール)を確認する
自分の家のどこをリフォームするか決めて、さらにリフォーム会社が決まった後は、実際に工事がいつまでかかるのかのスケジュールの確認になります。
工事の日数によっては、一時的な仮住まいの用意など、引っ越しをする場合もあります。部分的なリフォームであればそのまま住み続けることも可能ですが、3カ月ほどの長期になる場合は賃貸やホテル、1週間もしくは1カ月ほどであればウィークリーマンションやマンスリーマンションの方がスムーズな場合もあります。
リフォームがいつ始まり、いつ終わるのか、工事の日程を確認することは、生活のスケジュールを決めるうえで大事な指標となります。
リフォーム前の片付けをする
リフォームの工事が始める前に、部屋の片付けが必須になります。段ボール箱等を用意し、作業の支障になるもの、もしくは工事中に汚されたくないものを移動しておく必要があります。
キッチンであれば食器類、リビングのリフォームであれば壁掛け時計やカーテンなども取り外しておきます。
大きな家具類を移動させる場合は、リフォーム会社にサポートを依頼できるか、事前に相談するとよいでしょう。
また、リフォーム工事前のタイミングを利用して、掃除・断捨離も一緒に行うこともおすすめです。普段は動かさない家具を移動させるなど、家のなかにあるモノをじっくり見直す時間でもあるので、ある意味では整理整頓ができる機会といえます。
もし家全体のリフォームを行う場合は、必要な家具を引っ越し先、もしくはトランクルームを手配して移動させる必要があります。何を片付け、どこに移動するかを事前に決めておけば、いざというときもスムーズです。
リフォーム業者用の駐車場の手配
リフォーム工事中は、家の前に多くのリフォーム業者の車が出入りすることがあります。この車を停めるための駐車場を確保しておきましょう。家の近くに駐車スペースが十分にない場合は、コインパーキングや月極め駐車場を用意する必要があるかどうか、事前にリフォーム会社に相談することが必要です。
駐車場代が見積もりに含まれているかどうか、車の台数や大きさはどれくらいかも、併せて確認しましょう。現場管理者、解体業者、設備業者、木工業者、電気業者など、リフォームの箇所によっては多くの車の出入りがあり、それだけの駐車スペースが必要になることもあります。
近隣への挨拶
リフォーム工事をするにあたって、最も大事なことは近隣への挨拶です。
工事中は、作業の騒音、塗料の匂い、ホコリ、業者の車の出入りなどで近隣の住民へ迷惑をかけてしまうことがあります。マナーとして大切であることに加え、余計なトラブルが後で起きないようにするためにも、事前に挨拶することをおすすめします。
リフォーム工事の大小にかかわらず、挨拶することをおすすめします。両隣の家、向かいの三軒、裏の三軒を目安に行うと確実です。マンションのリフォームの場合は、両隣の部屋、上下三部屋を目安になります。管理組合への届け出も必要になります。
近隣への挨拶は、相手の都合や準備の時間も含めて、リフォーム工事が始まる1週間前を目安に行うことおすすめします。挨拶時には、以下の部分を伝えるとより親切です。
・リフォームの内容、規模はどれくらいのものか
・工事がいつ始まって、いつ終わる予定なのか
・工事は何曜日に行われ、何時まで行われるのか
また、リフォーム会社によっては、挨拶を代行してくれるところもありますので契約の際に確認する事をおすすめします。リフォーム後も長く安心して住み続けるためは、良好な近隣住民との関係も維持する事が必要です。
リフォームで後悔しないために
リフォーム時にトラブルにならないためのポイントをご紹介してきました。工事前の片付けや、仮住まいの準備、駐車場の手配、近隣への挨拶など、整理してみると意外とやっておくべきことがあるものです。しかし、リフォーム会社によってはそれぞれのサポートを丁寧に行ってくれるところもあります。自分の家の工事を安心して託せるような、信頼できるリフォーム会社を選ぶことが大切です。
BXゆとりフォームでは、工事の見積もり相談はもちろん、工事前の近隣挨拶など、さまざまなサポートを用意しています。リフォームを検討している方は、お気軽にご相談ください。